2024.07.01
お金をかけない健康法:「快眠」
みなさんは、どのくらい眠っていますか? 目覚めは良いですか?
睡眠は、体と脳を修復する大事な時間。
睡眠について悩みを持つ人は5人に1人、睡眠薬を飲んでいる人は20人に1人と言われています。不眠症は女性に多く、歳を重ねると増加するとか・・・
確かに、若い時は爆睡できたし、寝だめもできましたよね。
私たちは、睡眠で一日の疲労回復をはかり、脳内のゴミ(アミロイドβなど)を掃除しているといわれています。認知症の予防のためにも良い睡眠をとりたいものです。
で、効果があるとされているのは“午後の短いお昼寝(20分以下)”。
大学病院の物忘れ外来でも、市町の健康教育でも皆さんにお勧めしています!
逆に睡眠の質を落とすのは、寝酒や夕食後の寝落ちのようです。
お腹いっぱいになった後、横になるのは本当に気持ちがいいものです。ましてや日中の疲れ、前日の寝不足があるとついつい眠気に襲われるものです。
しかし、睡眠に関係するホルモン(メラトニン)が、寝落ちから目覚めた時に“一晩寝た”と勘違いするので困ったことになります。
再び床に入って眠ったとしても、「眠りが浅く、中途に何回も覚醒してしまう」「生活リズムが崩れて疲れがたまる」という悪循環に!
なので、寝落ちを防ぐためには、食後に少し身体を動かすのが良いでしょう。
何とか工夫して起きていましょう( ´艸`)
(蛇足ですが・・・食後30分後くらいに体を動かすことは、高くなった血糖値をコントロールするのにも役立ちます)
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